2016年 04月 02日
父の桜
桜の花を見ると
父のこと思い出す
写真が趣味だった父
父が他界して
父のカメラを形見分けでもらいました
ある日カメラを整理してたら
その中のカメラのひとつPENTAX645に
写しかけのポジフィルムが残っていました
現像に出してみたら
早朝の静かな公園の満開の桜が
写っていました
父はこの桜をどんな気持ちで
シャッターを切ったのだろう?
人生最後のこの1本のフィルム
父の桜
父が亡くなって
もう随分経つのに
満開の桜にカメラを向けてたら
急に胸が熱くなりました
形見のカメラが切欠となって
今こうして私にも
カメラを通して沢山の出逢いがあって
そして季節の豊かさを
人々の優しさを
カメラを通して学ぶ
そんな大切な存在になりました
なかなか父のようには撮れないけれど
自分らしく
納得のいく写真を
撮れる日を目指して
今年も大切に
桜を撮りたいな・・・
あなたの桜の思い出は
どんな想い出がありますか?
桜人の数だけ
桜の想い出も
それぞれの胸の中で
いろんな花を咲かせているのかなぁ
今日訪れた桜の名所は
春風にひらひらと
花びらが舞い始めていました
散り始めた桜をみて
一秒でも長く
咲いてて欲しいって
祈りたくなりました
今日も大切なあなたの時間
今年もまた素敵な桜の思い出
心のアルバムに残してゆきたいですね
by day_to_day_pieces
| 2016-04-02 22:26
| 春